SEOとは?
SEOとは、サーチエンジンの検索結果のページの表示順の上位に自らのWebサイトが表示されるように工夫すること。また、そのための技術やサービス。Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEO対策をメニューに用意しているところもある。サーチエンジンは登録されているWebページをキーワードに応じて表示するが、その際の表示順位はそれぞれ独自の方式に則って決定している。この順位が上にある方が検索エンジン利用者の目につきやすく、訪問者も増えるため、企業などでは検索順位を上げるために様々な試み(SEO対策)を行なう場合がある。その様々な技術や手法を総称してSEOという。 具体的なSEO対策の手法には、ターゲットにするキーワードの適切な選択や、ページ内でのキーワードの適切な使用、より多くのサイトにリンクしてもらうなどの手段があるが、ランク付けのアルゴリズムは年々高度化が進む上、頻繁に変更が行われその度に激しく順位が変動する。このためSEO対策には王道は無く、地道にコンテンツを充実させて認知を広げていく以外に着実な手段は存在しないと言える。
<e-wordより >
SEO対策の手法
SEO対策には、様々な手法が利用される。適切なキーワードをタイトルやページ先頭に持ってくるというのが基本的な手法であるが、業者によっては、検索エンジンスパムと呼ばれる手法が利用されることもある。ただし、検索エンジンスパムを利用したことが発覚すると、検索エンジンのインデックスから削除されるなどのペナルティが課せられる。特定のドメイン・IPアドレスを検索対象から除外するペナルティもあり、ドメイン・IPアドレスの再取得といった多大なコストがかかってしまうことがある。 2008年当初に、Googleではウェブページの順位決定のアルゴリズムにキーワードとリンクの意味づけとは無関係な時間的に新しい記事を優先するというルールを採用したのではないかという観測があり、この観測が正しいならばSEO対策手法の見直しが必要になるであろうとともに、広く重要性が認められる情報が検索結果上位に表示されなくなるという恐れもある。
HTMLによる最適化
サーチエンジンは、HTMLのtitle、meta、strong、hnの各要素などを重視すると考えられているため、重要なキーワードをこのタグで囲って、重要であることを示すこともされる。例えば、見出しとして強調したい語句を font 要素で赤く大きな文字で表示するようにマークアップすると、それは単に「赤くて大きな文字」というようにしか解釈されないが、h1 要素(とスタイルシートによる装飾)を使えば、検索エンジンにとっても、それが見出しであると解釈され、ヒットしやすくなるという具合である。これは、基礎的なセマンティック・ウェブと言うことも出来る。 なお、この手法は、文書の論理構造を無視して過度に行うとSEOスパムとみなされる可能性があり、注意が必要である。
リンクの作成
ページの価値を判断する基準に、そのページがどれだけ他のページからリンクされているかという観点を採用している。したがって、ウェブ上の他の関係あるサイトに自分のコンテンツについて通知し、リンクを求めたり、自己が運営する既存のサイトから適切なリンクをはったりすることが対策として行われる。 また、スパイダーはコンテンツのハイパーリンクを辿って巡回を行うので、登録してもらいたい場合、そのページへのリンクを作成しておくことが必要になる。「サイトマップ」を作成することはその手法の一つで、推奨されていることでもある。サイトマップは、トップページやサイト上のすべてのページからリンクされているのが好ましい。このようなページがあると、ひとたびスパイダーがサイトを見つけた時に、そのサイト全体が索引化される確率が高まる。
キーワードに沿ったページの構成
ある検索キーワードで上位にくるには、ページはキーワードに合致もしくは関連するキーワード群を含んでいなければならない。 あるページが、あるキーワードにどの程度関連しているかは、スパイダーのアルゴリズムに基づいて決定される。そのアルゴリズムはウェブページの順位を決定する公式を計算する。検索エンジンは、ウェブサイトが閲覧されるときに閲覧者が読もうとするテキストをHTMLの文書構造などに基づいて整理し、そのページは何を記しているページで、あるキーワードに対する関連性がどの程度かを判断する。
目的キーワードの分析
SEO対策の出発点は、対象としたいウェブ利用者がどういったキーワードで必要とする情報を探しているかを理解することである。例えば、製品や サービスを比較しながら探す場合、検索ボックスには製品の固有名詞ではなく一般名称が、特定製品の機能名ではなく一般的な機能名が打ち込まれる傾向にある。この語句の集合は目的キーワード群または目的語句と呼ばれる。目的キーワードを設定することで、ページデザインなどSEO対策の他の最適化項目に進むことができる。
<Wikipediaより>
歴史
SEOは、1990年代半ば、最初期の検索エンジンが初期のウェブを登録した時に始まった。多くのサイト所有者が、検索エンジンの登場によって自分のサイトへのアクセスが増加したため、すぐに検索結果の価値を評価するようになった。 サイト所有者はまもなく、検索エンジン提供側所定の方式にのっとり、自分のサイトのURLを検索エンジンのデータベースへ定期的に送信するようになり、ウェブを探索するソフトウェア(クローラ)の動作・評価方式に親和性の高いサイトを目指すため、自身のサイトを変更し始めた。メタ・タグ (en:meta tag) のような特殊な特徴は、検索エンジンの結果ページ上で高順位のサイトの共通項となった。 そしてこのようなサイト所有者の必要に応えるべく、SEO会社も立ち上げられ、内部論理アルゴリズムの分析・探求の動きが促進された。 SEOの定義・目的に関しては、「検索ページにおいて高順位を獲得する手法」という狭義の定義から、「サイトコンテンツに対して関心の高いユーザーのアクセスを効果的に集約する営み」とする広義のものまで、種々の言説が存在する。後者の立場を採る場合、サイトのコーディング面だけでなく、検索ページにおいて当該サイトの表示を目立ちやすくするコピーライティングや、当該サイトに向けられるリンク(外部リンク)の設置面などもSEOの一環に含まれることになる。 日本では、2002年後半からSEO対策業者が台頭し始めた。 2007年以降、競争の激しい分野では、特に中小・個人サイトはSEO対策なくしての上位表示は非常に難しくなっている。
<Wikipediaより>
不適切なSEO対策手法
SEOスパムとは、不当なSEO対策方法を用いて検索エンジンの上位に表示させようとする行為。またはそれを行なったWebサイトのこと。検索結果の整合性を乱すことになり、検索エンジンの利用者は本来探している情報へたどり着くことが困難になってしまう。 ディレクトリ型検索エンジンの場合は、人の手によって登録されているので問題は少ないが、ロボット型検索エンジンはロボットが独自の判断で行っているためスパムにかかりやすい。 SEOスパムには、検索する利用者を他のページに転送するためのリダイレクトページや、利用者が見えないテキストを埋め込んでヒットさせる隠しテキストページ、クローキング、リンクファームなど様々なものが存在する。最近では人手によるチェックなどで違反行為が発覚すると、ペナルティとして検索順位を下げられたりインデックスから削除されることがある。
検索エンジンに最適化されたページの作成
目的とするページへの誘導のみを目的としたページを作成し、検索エンジン用に文書構造などを最適化する。入り口になるページはドアページと呼ばれる。ドアページは閲覧者にとっては意味不明であることが多く、metaタグによるリダイレクトが行われていることも多い。 「クローキング」 (en:Cloaking) 窶髏 人間に見えるページと異なるページを検索エンジン・スパイダーに提供するいずれかの方法は、SEO対策手法のうち最も論争の種となるものである。クローキングは特定のウェブサイトのコンテンツを検索エンジンを誤解させる不当な試みでありうる。一方で、検索エンジンが処理・解読できないが人間の閲覧者に有用なコンテンツを提供するのに用いることができる。クローキングはウェブサイトのアクセシビリティを視覚障害者やその他の障害者に提供することにも用いられる。あるクローキング行為が倫理的か否かを判定するよい基準のひとつは、その行為がアクセシビリティを高めているかどうかである。
不適切なリンク
内容の関連性のないページにリンクを設けたり、リンクのみのページを作成したりする。極端に小さな画像に隠しリンクを作成することもある。 「リンク・スパム」 窶髏 Google のような検索エンジンは、適切に得られたのではない何千ものリンクを見て、あるページの関連度(ランキング)を高いと判断してしまう場合がある。 Google のリンクに対する敏感さは、他のサイトにリンクを張るウェブマスターにとって疑わしいものになっている。彼らは所望のキーワードを内向きリンクのハイパーリンクされたテキストにおいている。「Google爆撃」 (en:Googlebombing) と呼ばれるこの行為は、悪ふざけでもあり得るが、商業上の利益のため順位に影響を与える意図的な試みでもありうる。
アフィリエイトで大量リンク獲得
一部の業者で見られる手法だが、複数の大手アフィリエイトASPに広告主として加入し、一見高額の報酬を提示して一気に大量のリンクを集める。 一部の悪質と見られる広告主は、広告搭載サイトへの報酬支払い承認率は数%と、通常では考えられない不自然な低さであることから、不正な被リンクでのSEO対策による上位表示と報酬支払い踏み倒しと二重に不当な利益を得ていて、公平さを歪めている。アフィリエイト業界の不透明さが不適切な最適化の一因になっている。
無料アクセスカウンタによる大量リンク獲得
SEO対策でリンクが効果的なことを利用し、無料のアクセスカウンタサービスを提供し、その対価としてユーザーに(しばしば、このような目的があると知らせないまま) 隠しリンクを記述させる。このカウンタ設置には、HTMLで直接記載させるタグをASP側が用意しているのだが、規約で一切のタグの改変を禁じている。設置者は、HTMLについてほとんど理解しておらず、そのまま貼付してしまうことを利用した結果、無自覚に大量リンクに加担している。
<Wikipediaより>